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AIは「逆ブランディング」になる。深圳のロボット店員から、寿司屋の大将まで。9/1 マーケ&AI回
高江洌が柔術で腕を折って欠席。真井と松井の2人で、中国・深圳で見たAIの現場、Claude Codeを快適にする小さな工夫、そして「AIで作ったとバレる文章やLPはなぜ損か」を1時間半話しました。
開催日 2026-09-01再生できない場合は Vimeo で開く ↗
2026年9月1日の定例回。高江洌は柔術の大会で左腕の骨を折り、手術直後のため欠席。真井良幸と松井宏晃の2人でお届けしました。テーマは「AI×マーケティング」。参加者の質問に答えながら、1時間半たっぷり話しています。
前半:AIの現場と、日々の小さな工夫
- 松井が家族旅行で北京と深圳へ。深圳では自動運転タクシー、帽子をかぶったロボット店員を横でPCを持った人が調整している光景、ドローン配達を目にした。精度は粗いがスピードがすごい。VPNなしではClaudeもGeminiも使えないことも体験
- 真井は引っ越しで光回線が2か月待ち。ネットが遅いとAIの返答も音声入力も遅くなり、仕事の効率が体感で5倍落ちた。AI時代は回線速度が生産性に直結する
- Caps Lockを押している間はノートPCを閉じてもスリープしないツール。移動中もClaude Codeを走らせたまま、スマホから続きを操作できる
- 「あったら便利」は5分で作る時代。真井は画面レイアウトをワンクリックで呼び出すツール、松井は再起動後に開いていたファイルを全部復元する「/morning」コマンドを自作
- Macのデスクトップの順番が勝手に入れ替わる悩みは、AIに相談したら「最近使った順に並べ替え」の設定をオフにするだけだった。ハードルを下げて相談するのが大事
- Claude Codeには「専門用語を使わない」「途中経過は報告しない」「結論と要点だけ」と指示ファイルに書いておく。思考モードは最上位の1つ下で十分。深く考えさせすぎると文章が複雑になる
後半:AIっぽさは、なぜ損なのか
- AIは統計的な平均を出す。論理的に正しい文章と、人が反応する文章は別物。10点満点の要素が10個あって1か所だけ1点、ということにAIは気づかない。気づけるのは経験
- ヒアリングシートをAIに丸ごと書かせた人の例。ターゲットがぶれて、本人も何を書いたか分かっていない。主導権がAIに移ると、主人公が自分でなくなる
- 真井「AIは逆ブランディングでしかない」。寿司屋の大将が目の前で握るから価値があるのに、握りマシンが出てきたら価値は下がる。裏で使っても、表では自分で握る
- AIが作るLPは3つ並びのブロックと強調だらけで、視線が横に飛ぶ。セールスの文章は上から下へ一本で読ませるもの。読みづらくなるうえに「どうせAIでしょ」と思われて二重に損をする
- 松井が紹介した「流動性知能と結晶性知能」。AIにあるのは前者、点と点をつなぐ後者は経験からしか生まれない。だから中年の違和感センサーは強みになる
- カーネマン『ファスト&スロー』。判断の95%は速い脳で決まり、あとから遅い脳で検討してもほぼ覆らない。第一印象で「AIっぽい」と思われた時点で負けている
質問「AIに自分の言葉やストーリーを学ばせれば解決しますか」
参加者からの質問に、真井がかなり具体的に答えました。
- AIが好む言葉(OS、地図、といった比喩)と「…」を使わない。文末を少し崩して、わざと「ざらつき」を残す。きれいすぎる文章は頭に入ってこない
- 見分け方は1つ。その文章を誰かが丸ごと真似したときに、成立するかどうか。成立するなら自分の個が入っていない。成立しないなら、自分の体験・定義・視点が入っている
- 学ばせるなら単語よりWhy。なぜその言葉を使うのか、なぜその考えに至ったのか。そこに価値観が出る
終盤:伝えたいことは10分の1も伝わらない
- 松井:広告だけでは足りず、広報やブランドづくりの視点が必要になってきた。伝えたいことほど伝わらず、どうでもいいことほど伝わる。だから10倍言い続ける
- 真井:世界一周に行ったのは行きたかったからではなく、面白いことは体験する姿勢を出し続けていたら誘われたから。松井さんの「短パン」のように、積み重ねた行動が人物像を作る
- 次のリアル回と、ゲスト募集の話。実績より「こんなこと実はやっている」という話が聞きたい。タモリ倶楽部とマツコの知らない世界が目標
動画について
上の動画は当日のアーカイブ(1時間39分)です。




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